失敗から、何を具体的に変えるか
私、やらかしてしまいました。
4月2日の朝起きて、トマト苗を見てみると、ふにゃっと弱ったベイビーが。
3日、4日の朝は冷えるんだよな~なんて警戒はしていましたが、2日が予想以上に冷え込んだようで気づいたら時すでに遅し。トマトは一度、低温障害になると回復は見込めず、したとしても以降の生育に大きなダメージが残ります。
それまでは、氷点下になると約300株くらいある苗を全部トレーごと家の中に避難させるという措置をとってしのいでいましたが、そういった労力も含め、種まき、水やり、除草すべてが1回のミスでパー。命ってもろいですね。僕は何個の苗を犠牲にしたら学ぶのでしょうか?と、自分を責めました。
そういった、感情論で考えても人間忘れる生き物だから、今度ばかりは、具体的な何かを変えないといけない。
現在、育苗ハウスでは、電熱線の温床があり、そこは作物によりますが18度~25度に保たれています。その温度は主に発芽と発芽後の初期成長向けなので、発芽から一定期間たった後、その温度に当たると今度はあったかすぎて、苗が徒長してしまいます。
なので、トマト苗は電熱線温床ではなく、育苗ベンチの上に置いてありました。問題は夜温が下がるときに今後、育苗ベンチの上でどう保温をするかになってきます。寒い時に毎回家に運ぶというシステム自体に無理があったのです。
なので、今後は直接不織布・新聞紙などをかぶせるか、支柱をたてて、ビニールも追加でかけられるように育苗ベンチを改善していきます。
ところで、トマトですが、やらかし翌日の3日にすぐホームセンターに行って種を買ってきてまたまき直しましたので、大丈夫です!6月終わりごろから7月くらいになってしまうと思いますが今回は何があっても収穫までたどり着けるように頑張っていきます。
昔から切り替えは早いほうで、野球の試合に負けたあと監督から悔しくないのか!と怒られてもけろっとさあ次!と考えているやつでした。ので、メンタルは大丈夫です。
今日のズッキーニ定植が順調に終わり、天気も穏やかで今は心地よい疲労感と達成感に包まれています。
さあ、次、明日!
気温は上がるけど風は強いみたい。何しようか?優先順位はあるけど、何やるか自分で決められるのが農家のいいところ。夜、明日の予定を考えるのがわくわくして好きな時間です!
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