Life is suffering. 人生は苦しむこと。

 こんばんは。梅雨真っ盛りで雨がザーザー降っております。

タイトルはめっちゃネガティブで、僕らしくないと思われるかもしれません。

別バージョンだと、

Suffering is unavoidable in life. 人生において苦しみは避けられない。

これは、認めたくないけどtrueなんだと思います。

畑で農作業してても思います。でも、サラリーマンもサラリーマンなりにきついことが

あるんだろうなぁーって。


 要は、苦しみの「質」が大事なんですね。僕にとって、汗をかいて泥だらけになって働くことは、もちろんきついこともあるけど、会社で上司の機嫌を伺って自分の意見を曲げたり自分のやりたいことができないことよりはマシ。


 そして、その「苦しみ」の先に何が待っているか。によって頑張れるか、頑張れないかが決まってくるのだと思います。早起きは眠くても、気温の低いうちに収穫してできるだけ品質の良い状態の野菜を届けたい。と考えれば頑張れます。


 農業って、うまくいかないことがほとんどなんです。完璧に草刈りしたと思っても、また生えてたり、売れると思ってスーパーに出荷したレタスが全然売れなかったり、もうすぐ収穫できるかな?って思っているトマトがなかなか色づかなかったり、天気予報では雨って言ってたのに降らなかったり。

だから、そんなもんだ。と思っていちいちへこまないようになりました。大事なのは、うまくいかなかったとき、何でそうなったのかを考えて、何かを変える。違うことをやってみる事なんじゃないかと思います。

そんな感じで、毎日実験の日々です。Plan,Do,Check,Actionを回しまくる。


 苦しいことが多いからこそ、いいことがあると喜べる。ラテン系の超ポジティブな人たちだって、人生はうまくいかないことやきついことが多いって知ってるから、あんなに今を楽しもうとしているんだと思います。



 本質的に、人生は苦しいものですが、そこから自分が自分の人生に対して「意味」を与えることができれば、見方は変わってきます。

じゃあ、あなたの生きる意味は?って??

その質問は将棋の羽生名人に、将棋において最も有効な一手は?と聞くようなものです。

その答えは、毎年、毎月、毎週、毎日変わってきます。それでいいんです。

よくある名言みたいに、ビシッと簡潔に言えればいいんですが、それだと抽象的過ぎるし、シチュエーションによってはうまくいかないこともある。


 脳は、自分を守るためにチャレンジ、リスクは避けようとします。不安やうつっぽくなるのも、脳がちょっと頑張りすぎだよ。休みなよ。って自分を助けようとしているのです。だから、自分に対して優しくなりましょう。ちょっと苦しいけど、お前ならできるって自分の背中を押してあげるのも自分へのやさしさ。少し気を抜いて適当にやれって言ってあげるのも自分へのやさしさ。

だから、常に笑顔で松岡修造みたいに元気でいる必要はないんです。



 


 最近、おかげさまでたくさん野菜が取れて、食べてもらってもおいしいといっていただけることが増えてきました。ただ、全然野菜が余っております。笑

1年目はとにかく、いいものを作れるようになろう!と思っていましたが、案外できてしまって、今度はそれをどうやったら買ってもらえるんだろうとずっと考えています。

いわゆる、マーケティングってやつです。ひたすら畑で野菜の世話をしていたいけど、結局それを食べてもらってお金に変えなければ意味はない。


 こういう課題があるってことはいいことなんだと思います。どうやって解決しようかってあれこれやってみるのは案外楽しいです。


 逆境や問題だらけの人生ですが、それをひとつずつ乗り越えていくことを楽しんでやっていきたいです!

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